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(左) 東京メトロ東西線「落合」駅前の高さ55mの楕円形をしたタワーの高層棟『FLAMP』。 1・2階には、数種類のテナントが入り、地下には駐車場がある。(右)1階に次男と祖母、2階 に長男、3階に母それぞれが階層ごとに独立した集合住宅型の個人住宅、高井戸東の家。
集合住宅という枠を超えた概念の住居を目指す
「都市と同様に、人の集まる所は今後も増えるが、集合住宅のあり方は変わってゆくだろう。仕事場を兼ねた家 の形態など、住む人の生活が多様化しているのだから」と谷内田氏。利便性の高い一見オフィスビルのような FLAMPもそのような背景で生まれた。楕円形なのは、大型物件の日照権などを解決するのに合理的だったため。 理想的な共同生活体というのは難しいという事実にもぶつかり、現在、集約による効率化で増えてきた集合住 宅が、過渡期にあるといえる。今後目指すのは「集合住宅という概念を越えて、建築の境界がなくなったものの 中から再構築されるもの」。一方で、自然環境を取り入れた古来の日本家屋や家族のあり方が、再び見直されて いる。高井戸東の家も、そうした家のあり方を反映した建築なのである。
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