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LUX BOOK REVIEW『きもちのいい家』
Text Mihoko Matsuda
住む人の「きもちいい」ができるまで
手塚夫妻はTBS系『情熱大陸』で放映された話題の建 築家。話題といっても、シンボリックな何かを手がけ たわけではない。彼らが作るのは家族がごく普通に 暮らす家だ。それもゴロゴロしながら本を読んだり、 ボーッとしていても「気持ちがいい」と思える家。そ んな「ありそうでなかった当たり前のこと」を大切に しながら、二人がどんな家を作ってきたのかを紹介 したのがこの本。前半は、手がけた家のクライアント (=住人)と夫妻の対談。これが面白い。家というのは 気持ちのやとりとで出来上がるものだということが しみじみわかった。そして、そういう家にこそ幸せが 宿るということも。後半は夫妻のバックボーンや家 に対する考え方が柔らか文章で紹介されている。施 主を理解するために、彼らが愛する音楽のCDを買っ て聞き込むという手塚夫妻。一生に一度の家を建て るなら、こんな建築家に頼みたい。
●『きもちのいい家』手塚貴晴、手塚由比
清流出版 1,575円
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