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意匠、構造、設備、専門分野の全てを統合
一連の構造問題も、こうした余りに専門化された分 業の歪みが生み出したものといえそうだ。「判断基準 とは何かという問題を、原点に戻って考える機会に もなった。一連の食品問題とも関わる問題提起とい えるのではないでしょうか。建設においても、最初の 段階から各専門分野が参加し、高度な専門知識を交 換しながら建設を進めることで、テクノロジーと意 匠を限界まで駆使にできる。これが完成度と安全性 に高い建築を可能にするのだと思います」と池田氏。 そんな考えが彼の作品にも表れているのではないだ ろうか。今後は統合家という肩書きのもとに、建築を 通して学んだことを、社会に還元していくプロジェク トを進めているという。建築という分野は、そのため の1つの通過点であったようだ。
宮内庁御用達として、皇居の中に作った、蓮池手洗所(2005年)。外観は、和風でありながら、構造躯体から仕上げまでを、すべ て、アルミニウムという材料だけで、製作。伝統的な中に、最新技術を取り入れた、プロトタイプで、今後の日本におけるアルミ ニウム建築の先駆といえる。
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