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ベルリン自由大学文献図書館(右):アルミニウムとガラスのパネルに覆われたドーム が壁の代わりになっている。(Reinhard Gorner)。パレス・オブ・ピース(左):カザフスタ ンの首都アスタナに建設。中はオペラ・ハウス、会議場などの商業施設(Nigel Young)。
環境に優しい建築は、環境と共に美しく
「美しい地球を舞台にしているのだから、ガラスの美しさの一つは、その透明度にある。異なる外と中の環境を、視覚的に一体にす ることができる。中から外、そして、外からその建物を見て、美しい、と感じることが大切。ガラスは、美しい光や景色を自在にあやつ ることができる、類稀な建材だ」
壊れやすいという弱点があるが、一律に脆いわけではない。圧縮には強いため、ガラスの柱なども登場していている。カザフスタン のピース・パレスなどは、その柔軟性の高いガラスの性質をフルに活用した。トンネル以外に、ガラスで造ることができないものは ないとか。
一方、ドイツのベルリン自由大学文献図書館は、ガラス・パネルのファサードが幕のように覆い、空気や自然の光が効率よく循環す る仕組みになっている。いわゆる、建物の肌のようなファサードといえるだろう。 「僕個人としては、今後はこうした、‘呼吸するガラス’に注目している。空気を通すガラス、不可能ではないナノ技術も進んでいる。 環境問題に布石を投げるだろう、呼吸するガラス・ファサードを開発したい。もちろん、さらなる安全性の開発も大きな課題だ」
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