ドイツ3大メーカーの
環境路線 2
環境路線 2
Text Yoshihiro Kimura
ブランドの威信をかけるメルセデス
世界で最も歴史ある自動車メーカーとしての自負を持つメ
ルセデス・ベンツ。当然の義務として、こうしたヒステリック
な状況になる以前から燃費の低減に努力してきている。そ
の結果、現在の燃費や有害物質の排出量は確実に低下して
いる。それは決して大げさなシステムではなく、ガソリンや
ディーゼル・エンジンのきめ細かな高効率化、ボディの空力
特性改良などによって達成してきた。また将来的な環境技
術として、「SCR(尿素噴射)システム」によるクリーン・ディー
ゼルや、ディーゼルとガソリン・エンジン双方の良いところ
をとった「ディゾット・エンジン」、さらに燃料電池の開発な
ども積極的に行ってきた。未来に向けての展望もはっきり
している。しかし、これまでに日本で市販化された環境技術
クリーン・ディーゼルのようにSCRを使わない中間解決策で
済ませているなど、BMWのように明確な対策を施したモデル
は無かった。そこでメルセデス・ベンツは、今夏から欧州内
で「ブルーエフィシエンシー」と名付けた環境パッケージを
各モデルに用意する。
(写真左)メルセデス・ベンツAクラス・ブルー・エフィシエンシー、(右)天然ガス車のBクラス NGT(天然ガス車)。


















